正直に言うと、僕の社会人としてのスタートは「ゼロ」どころか「マイナス」だったと思います。
大学はいわゆるFラン。就職活動は本気でやったつもりでしたが、エントリーした会社にはことごとく落とされました。最終的に内定はゼロ。周りの友人たちが「どこどこに決まった」と嬉しそうに話している中、僕はずっと「お祈りメール」を読み返しては落ち込んでいました。
今思えば、当時の僕は「自分に何ができるか」をまったく言語化できていませんでした。ガクチカも、自己PRも、どこかで聞いたような言葉を並べているだけ。中身がないのですから、面接官に響くわけがありません。
- 1社目:物流倉庫の出荷作業員からスタート
- 2社目:大手人材会社の営業職へ転職(年収+40万円)
- 3社目:日系SaaS企業の営業職へ転職(年収+160万円・フルリモート実現)
- 2回の転職で合計年収+200万円・フルリモート勤務を実現
1社目:物流倉庫の出荷作業員

就職先がない中で拾ってくれたのが、学生時代に続けていたスポーツのご縁でつながった物流倉庫の会社でした。仕事は出荷作業員。倉庫の中で重い荷物を運び、伝票を確認し、トラックに積み込む。正直、就活で思い描いていた「キャリア」とはかけ離れた現場でした。
それでも、ここでの3年間は今振り返ると無駄ではありませんでした。
- 決められた時間内に正確に作業をこなす力
- チームで連携して目標を達成する経験
- 「きつい仕事を最後までやり切った」という事実
特に最後の「やり切った」という経験は、後々の転職活動で何度も自分を支えてくれることになります。
ただ、当時の僕は不安でした。年収はほとんど上がりません。このまま30代、40代になったとき、自分はどうなっているんだろう。そう思い始めたのが25歳のときでした。
2社目:大手人材会社の営業職(年収+40万円)
「このままじゃまずい」という焦りから、初めて本格的に転職活動を始めました。
正直、最初は何から手をつけていいのかまったくわかりませんでした。「転職エージェント」という言葉すら、ちゃんと理解していなかったと思います。とりあえず大手の転職エージェントに登録してみたところから、すべてが始まりました。
当時登録したような、求人数の多い大手総合型エージェントについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
リクルートエージェントの評判・特徴|20代・第二新卒にもおすすめな理由を解説
ここで僕の転職人生を変えた出来事があります。担当のキャリアアドバイザーと、なんと15回以上も面談を重ねたのです。
- 自己分析のやり直し
- 職務経歴書の何度もの添削
- 面接対策のロールプレイング
「物流倉庫での3年間」をどう言語化すれば、営業職に活かせるアピールになるのか。何度も何度も壁打ちをしてもらいました。
その結果、倍率100倍ともいわれる大手人材会社の営業職に、なんとか内定をもらうことができました。年収は前職から+40万円。Fラン・内定ゼロだった僕にとって、これは人生で初めての「成功体験」でした。
ここで学んだのは、「一人で抱え込まず、プロに相談する」ことの大切さです。エージェントとの面談は、面倒に感じることもありました。でも、その15回以上の対話がなければ、間違いなく今の僕はいません。
3社目:日系SaaS企業の営業職(年収+160万円・フルリモート実現)

2社目の人材会社では、営業として2年間しっかり結果を出すことができました。ノルマのプレッシャーは大きかったですが、人材会社で得た「人の人生に関わる仕事」のやりがいは確かにありました。
ただ、その一方で「働き方」に対する違和感も大きくなっていきました。
- 毎日の満員電車での通勤
- 顧客先への移動時間
- プライベートの時間がほとんど取れない生活
「もっと自分の時間をコントロールできる働き方はないか」
そう考えるようになり、2回目の転職活動をスタートしました。今度は1回目の経験があったので、自己分析や職務経歴書の作成はスムーズに進められました。1回目で培った「言語化する力」が、ここでも活きた形です。
そして出会ったのが、今勤めている日系SaaS企業の営業職でした。
- フルリモート勤務
- 年収は前職から+160万円
- 自分の裁量で働き方を決められる環境
人材会社での営業経験、そして物流倉庫で培った「やり切る力」。この2つが評価され、無事に内定をもらうことができました。
今では年収600万円、フルリモートという、就活全落ちだった頃の自分には想像もできなかった環境で働いています。
フルリモートでの転職を目指す方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。
フルリモート転職の方法|未経験から実現するためのロードマップ【体験談あり】
全落ち・内定ゼロだった僕が伝えたいこと

ここまで読んでくださった方の中には、「今の会社が合わない」「これからどうしたらいいかわからない」と感じている方もいるかもしれません。
僕が2回の転職を通して感じたのは、次の3つです。
「こんな経験、何の役にも立たない」と思っていたことが、実はちゃんと武器になっていました。
自己分析や面接対策を一人で完璧にやる必要はありません。エージェントなど第三者の力を借りることが、結果的に近道になります。
大手エージェントが合う方もいれば、伴走型のサポートが合う方もいます。自分に合った方法を探すことが大切です。
物流倉庫での出荷作業員も、大手人材会社での営業も、すべてが今のフルリモートでの仕事につながっています。当時は「こんな経験、何の役にも立たない」と思っていたことが、実はちゃんと武器になっていました。
もし今、転職を考えているなら、まずは自分に合った転職サービスを知ることから始めてみてください。転職エージェントのタイプの違いについては、こちらの記事でも整理しています。
【20代・第二新卒向け】転職エージェント比較|タイプ別の選び方とおすすめの使い方
大手エージェントが合う方もいれば、伴走型のサポートが合う方、業界特化のサービスが合う方、口コミサイトでリアルな情報を集めたい方、キャリアコーチングでじっくり自己分析したい方。それぞれに合った方法があります。
- 伴走型でじっくり相談したい方:Izul(イズル)の評判・特徴|「伴走型」で20代の転職を支える理由
- 業界特化型で専門性を高めたい方:レバテックキャリアの評判・特徴|ITエンジニアの転職に強い理由
- 口コミでリアルな情報を集めたい方:OpenWork(オープンワーク)の評判・特徴|転職前の企業リサーチに必須な理由
- キャリアコーチングでじっくり自己分析したい方:ポジウィルキャリアの評判・特徴|「転職すべきか迷う」人向けキャリアコーチングを解説
- 「転職すべきかどうか」から整理したい方:キャリアコーチングの選び方ガイド|転職エージェントとの違いとおすすめサービス
僕自身、最初の転職で「とりあえず大手に登録した」だけでしたが、その後15回以上の面談を重ねる中で「自分に合うサポートのスタイル」が見えてきました。最初から自分に合うサービスを選べていたら、もっとスムーズだったかもしれません。
自分にどんな転職サービスが合うのか気になった方は、12問・1分でできる「転職サービス診断」も用意しています。あなたに合う転職エージェントやサービスのタイプを診断できますので、ぜひ覗いてみてください。
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これから少しずつ、僕が転職活動で実際にやったこと、使ったサービス、失敗談なども記事にしていく予定です。同じように悩んでいる誰かの、少しでも参考になれば嬉しいです。
