テックゴーは、ITエンジニアの転職支援に特化した転職エージェントです。求人提案だけでなく、書類添削・面接対策・条件交渉まで支援してくれるため、実務経験を活かしてキャリアアップしたい人に向いています。
一方で、「テックゴーの評判や口コミはどうなの?」「レバテックキャリアやGeeklyと何が違う?」と気になる人も多いはずです。
結論から言うと、テックゴーはITエンジニアとして実務経験があり、面接対策と年収交渉まで手厚く受けたい人に向いています。反対に、完全未経験からIT職を目指す人や、フリーランス案件を探したい人には合いにくいです。
なお、僕はIT業界で働く側の転職経験はありますが、エンジニア本人として転職した当事者ではありません。この記事では、公式ページで確認できる情報と、転職エージェントを使ってきた側の視点から、テックゴーの使いどころを整理します。
- ITエンジニア向け求人が豊富
- 書類添削・面接対策を受けられる
- 年収アップを見据えた条件交渉に強い
- 完全未経験向けではない
- フリーランス案件紹介ではない
テックゴーとは?ITエンジニア特化の転職エージェント

テックゴーは、株式会社MyVisionが運営するITエンジニア向けの転職エージェントです。同社はコンサル業界特化の「MyVision」も運営しています。公式ページでは、メガベンチャー・大手事業会社・ITコンサルなどの求人を扱い、ITエンジニア向け求人が10,000件以上あるとされています。
特徴は、求人紹介だけでなく、書類添削・面接対策・条件交渉まで支援する点です。公式ページでは、メガベンチャーIT部門出身者、ITコンサル出身者、大手エージェント出身者などのアドバイザーが紹介されています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | テックゴー |
| 運営会社 | 株式会社MyVision |
| 対象 | ITエンジニア経験者向け |
| 求人 | ITエンジニア向け求人10,000件以上 |
| 主な支援 | 求人紹介・書類添削・面接対策・条件交渉 |
| 料金 | 無料 |
テックゴーの口コミを実際に探した結果
先に結論を書きます。テックゴー単体の第三者口コミは、ほとんど存在しません。2026年8月時点で、主要な口コミ媒体を実際に確認した結果がこちらです。
| 調べた場所 | 結果 |
|---|---|
| みん評 | 掲載なし(検索しても該当ページが出ない) |
| App Store | テックゴー専用アプリなし |
| Googleマップ | 運営会社「MyVision」に786件・4.8(ただし後述の注意あり) |
⚠️ Googleマップの786件は、そのままテックゴーの評価として読めません。これは株式会社MyVisionという事業所へのクチコミで、投稿を読むと大半がコンサル業界への転職(MyVisionコンサルティング)を利用した人です。テックゴーはITエンジニア向けの別サービスなので、「MyVisionが4.8だからテックゴーも4.8」とは言えません。参考までに分布は★5が714件、★1が31件でした。
つまり、ネット上で「テックゴーの口コミ」として紹介されているものを見かけたら、それがテックゴー利用者のものか、運営会社MyVision(コンサル転職)のものかを確かめてから読んだほうがいいということです。
あお口コミが少ないサービスを「怪しい」と切るのはもったいないです。テックゴーは2025年前後に始まった新しいサービスなので、単に投稿がまだ溜まっていないだけ。僕が2回目の転職で使ったエージェントも当時は口コミが少なくて不安でしたが、初回面談で求人例を出してもらったら一発で判断できました。
運営会社は株式会社MyVision|コンサル転職の会社が作ったIT特化サービス
「テックゴー マイビジョン」と一緒に検索されるとおり、テックゴーを運営しているのは株式会社MyVisionです。同社はコンサル業界特化の転職エージェント「MyVision」を主力に持ち、そのノウハウをITエンジニア領域に展開したのがテックゴーという位置づけになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | 株式会社MyVision(マイビジョン) |
| 代表者 | 代表取締役社長 山口 翔平/代表取締役CEO 岡﨑 健斗 |
| 所在地 | 東京都港区虎ノ門4-1-1 神谷町トラストタワー24階 |
| 資本金 | 1億円 |
| 従業員数 | 388名 |
| 許可番号 | 有料職業紹介事業 13-ユ-314719 |
従業員388名・資本金1億円で、有料職業紹介事業の許可番号(13-ユ-314719)も公開されています。口コミが少ないのはテックゴーというサービスが新しいからであって、運営会社の実体が不明というわけではありません。
テックゴーの強み・メリット
テックゴーが他のIT系エージェントと違うのはどこか。公式サイトで確認できる範囲で、4つに整理します。
① ITエンジニア向け求人が10,000件以上ある
公式ページでは、テックゴーのITエンジニア向け求人は10,000件以上とされています。自社開発企業、SIer、ITコンサル、メガベンチャー、大手事業会社など、エンジニアのキャリアに近い求人を比較しやすいのが特徴です。
特に、現職で開発・インフラ・クラウド・PM・ITコンサル寄りの経験がある人は、総合型エージェントよりも話が早い可能性があります。担当者が職種やスキルの前提を理解していると、希望条件のすり合わせが進みやすいからです。
② 開発現場・採用現場を知るアドバイザーに相談できる
公式ページでは、メガベンチャーIT部門出身者、ITコンサル出身者、大手エージェントで実績を残したアドバイザーが在籍していると紹介されています。
ITエンジニア転職では、単に「経験年数がある」だけではなく、どの技術で、どんな役割を担い、どんな成果を出したかを職務経歴書と面接で伝える必要があります。ここを一緒に整理してもらえるのは大きいです。
③ 模擬面接を何度も受けながら準備できる
テックゴーの利用の流れでは、キャリアアドバイザーを選考に見立てた模擬面接を何度も実施し、内定率を引き上げると説明されています。
技術力があっても、面接でうまく伝えられないと評価されません。特に転職が初めてのエンジニアは、職務経歴の説明、退職理由、志望動機、年収希望の伝え方で詰まりやすいです。面接対策を重ねられる点は、テックゴーの分かりやすいメリットです。
④ 年収アップを見据えた条件交渉に強い
公式ページでは、20代エンジニアの場合は平均120万円、30代エンジニアの場合は平均160万円の年収アップ実績が紹介されています。注記では、2025年6〜7月に内定承諾をし、年収アップを実現した人の平均実績とされています。
公式サイトのトップには、さらに2つの数字が出ています。「年収アップ金額 平均138万円」と「年収交渉成功率 100%」です。それぞれ注釈が付いていて、138万円は「2025年6〜7月において内定承諾をし、年収アップを実現された方の平均実績」、100%は「2025年9月時点実績」とされています。
⚠️ 138万円の注釈は、よく読むと重要なことを言っています。母数は「年収アップを実現された方」だけです。年収が下がった人や横ばいだった人は、この平均に含まれていません。つまり「登録すれば138万円上がる」ではなく「上がった人は平均138万円上がった」という数字です。この読み方を押さえておくと、期待値のズレが起きません。
では、なぜ年収交渉に力を入れるのか。構造を見ると理由が分かります。転職エージェントの収入は求人企業から受け取る成功報酬で、その額は求職者の就職後の賃金に連動する形で届け出られています(同社の手数料表では、期間の定めのない雇用契約の場合「就職後1年間に支払われる賃金の200%」を上限として届出)。つまりあなたの年収が上がることは、エージェント側の利益とも一致します。この点では利害が揃っているサービスだと言えます。
もちろん、これは全員に当てはまる保証ではありません。ただ、年収交渉まで含めて転職活動を任せたい人にとって、条件交渉をしてくれるエージェントを使う意味はあります。
テックゴーの注意点・デメリット
良い面だけでなく、登録前に知っておきたい点も3つあります。ここに当てはまる人は、無理に使う必要はありません。
① 完全未経験からITエンジニアを目指す人には合いにくい
テックゴーは、ITエンジニアとしての経験を活かして転職したい人向けのサービスです。完全未経験からITエンジニアを目指す場合は、未経験歓迎求人に強いサービスや、学習支援と転職支援が一体になったサービスの方が合うことがあります。
未経験からIT・Web業界を目指す場合は、先に未経験からSaaS・IT業界に転職する方法も確認してください。
② フリーランス案件紹介サービスではない
テックゴーは転職エージェントなので、正社員転職を前提に考えるサービスです。業務委託・副業・フリーランス案件を探したい人は、フリーランスエージェントや案件紹介サービスを使った方が目的に合います。
③ 公開口コミが少ないため、相性は面談で判断する必要がある
公開口コミが少ないぶん、判断材料は初回面談で自分から取りに行くことになります。そこで何を聞けばいいかは、この記事の後半に「初回面談で確認したい質問」としてまとめました。面談は無料で、その場で契約するものでもないので、情報収集として使って構いません。
登録する前に、①自分の実務経験(開発・インフラ・クラウド・PMなど)を年数つきで書き出せているか、②希望年収の下限をいくらに置くか、③正社員転職だけでよいか(フリーランス案件は対象外です)——この3点を決めておくと、初回面談で紹介される求人のズレが小さくなります。
テックゴーと他のIT転職サービスの違い
IT系の転職サービスは、それぞれ立ち位置が違います。テックゴーだけで完結させるより、目的に応じて併用した方が取りこぼしを減らせます。
| サービス | 特徴 | 向いている人 |
|---|---|---|
| テックゴー | ITエンジニア特化・面接対策・条件交渉 | 経験を活かして年収アップを狙う人 |
| レバテックキャリア | ITエンジニア特化の定番エージェント | 技術理解のある担当者に相談したい人 |
| Geekly | IT・Web・ゲーム業界に強い | ゲーム・Web・スタートアップも見たい人 |
| Green | IT・Web系の転職サイト | 自分で求人を探し、企業と直接やり取りしたい人 |
迷う場合は、テックゴー+レバテックキャリアのようにエージェントを2社、Greenのような転職サイトを1つ使うとバランスが良いです。求人提案・面接対策・自己応募の3ルートを持てます。
あお僕が2回目の転職をしたときは、面接練習を15回以上やって、ようやく「自分の経験をどう話すか」が固まりました。エンジニアの転職でも同じで、技術の棚卸しは一人でやるより、担当者に何度も話しながら詰めたほうが早く形になります。初回面談で「面接対策は何回まで見てもらえるか」を聞いておくと、あとから練習量が足りずに焦らずに済みます。
あわせて読む
テックゴーが向いている人・向いていない人

ここまでの内容をふまえて、向き不向きを整理します。
向いている人
- ITエンジニアとして実務経験がある人
- 今の年収や評価に不満があり、条件交渉まで任せたい人
- 自社開発・SIer・ITコンサル・メガベンチャーなどを比較したい人
- 職務経歴書や面接で、自分の技術経験をうまく伝えられていない人
- 忙しくて求人探しや面接対策を一人で進める余裕がない人
特に、現職で開発・インフラ・クラウド・PM・ITコンサル寄りの経験があり、次の転職で年収や働き方を改善したい人とは相性が良いです。
向いていない人
- 完全未経験からITエンジニアを目指す人
- 正社員転職ではなく、フリーランス案件を探したい人
- IT以外の業界や職種も幅広く比較したい人
- 担当者を介さず、自分だけで応募したい人
- 口コミが大量にある大手サービスだけを使いたい人
向いていない項目に当てはまる場合は、無理にテックゴーだけを使う必要はありません。20代で幅広く比較したいなら20代向け転職エージェント比較から選ぶ方が安全です。
テックゴーの利用の流れ
これまでの経験、希望年収、働き方、転職理由を共有します。
キャリアプランに合う求人を紹介してもらい、応募先を選びます。
職務経歴書の見せ方や面接での伝え方を調整します。
内定後は年収や入社条件の交渉をサポートしてもらいます。
登録前に完璧な職務経歴書を作る必要はありません。ただし、担当業務・使った技術・成果・希望条件だけはメモしておくと、初回面談の質が上がります。
初回面談で確認したい質問
テックゴーを使うか迷う人は、初回面談で次の質問をしてみてください。担当者の理解度や求人の質を見極めやすくなります。
- 私の経験だと、どの職種・企業群が現実的ですか?
- 希望年収に届く求人はどれくらいありますか?
- 職務経歴書で一番直すべき点はどこですか?
- 面接ではどの経験を強く打ち出すべきですか?
- 紹介求人は自社開発・SIer・ITコンサルのどれが多いですか?
この質問に具体的に答えてくれるなら、利用価値は高いです。逆に、求人の説明が浅い、希望条件を聞かずに応募を急かす、技術経験への理解が薄いと感じる場合は、他サービスも併用しましょう。
よくある質問
テックゴーは無料で使えますか?
はい。転職エージェントは企業から紹介手数料を受け取る仕組みのため、求職者は無料で利用できます。
テックゴーは未経験でも使えますか?
完全未経験からITエンジニアを目指す人には合いにくい可能性があります。実務経験を活かして転職したい人向けと考えるのが安全です。
テックゴーの口コミが少ないのは怪しいですか?
口コミが少ないことだけで怪しいとは言えません。ただし、判断材料が少ないため、初回面談で求人例・担当者相性・サポート内容を確認してから使うのがおすすめです。
レバテックキャリアとどちらを使うべきですか?
どちらか一方に絞るより、2社併用して求人提案と担当者相性を比較するのがおすすめです。ITエンジニア転職は、担当者の技術理解と企業との接点で提案内容が変わります。
フリーランス案件も紹介してもらえますか?
テックゴーは正社員転職向けの転職エージェントです。フリーランス案件を探す場合は、案件紹介サービスを使いましょう。
テックゴーとMyVisionは何が違いますか?
どちらも株式会社MyVisionが運営するサービスです。MyVisionはコンサル・ハイクラス職種全般を扱うのに対し、テックゴーはITエンジニアに特化しています。エンジニア経験を活かして転職したい場合はテックゴー、業界を問わずハイクラス求人を比較したい場合はMyVisionが軸になります。
まとめ|テックゴーは経験者エンジニアの年収アップ転職に向く
テックゴーは、ITエンジニア経験者がキャリアアップを狙うための転職エージェントです。公式ページでは、ITエンジニア向け求人10,000件以上、書類添削・面接対策、条件交渉の支援が確認できます。
外部口コミはまだ多くないため、評判だけで判断するより、初回面談で求人の質・担当者の理解度・面接対策の具体性を確認するのが現実的です。
実務経験があり、次の転職で年収アップや働き方改善を狙いたいなら、テックゴーは候補に入れてよいサービスです。レバテックキャリアやGeeklyとも比較しながら、自分に合う担当者を見つけましょう。




