営業職で転職を考えた時、「営業に強い転職エージェントはどこ?」「転職サイトだけでも応募できる?」と迷う人は多いです。
営業職は求人数が多い一方で、法人営業、個人営業、ルート営業、インサイドセールス、SaaS営業など種類が分かれます。だからこそ、サービス選びを間違えると、希望と違う求人ばかり紹介されたり、営業以外の選択肢を見落としたりします。
この記事では、営業職におすすめの転職エージェント・転職サイトを、ランキングではなくタイプ別に整理します。営業職を続けたい人も、営業経験を活かしてIT・SaaSや別職種へ広げたい人も、自分に合う相談先を選びやすくなるはずです。
営業職の転職はエージェントとサイトを使い分ける

営業職の転職では、転職エージェントと転職サイトを使い分けるのがおすすめです。どちらか一方だけに絞るより、求人の見え方と相談できる内容が広がります。
転職エージェントは、求人紹介、職務経歴書の添削、面接対策、条件交渉などを相談しやすいのが強みです。一方で、担当者との相性や紹介求人の方向性に左右される面もあります。
転職サイトは、自分のペースで求人を探せるのが強みです。ただし、求人票の読み解きや面接対策は自分で進める必要があります。
営業職の転職では、エージェントで選考対策を受けつつ、転職サイトで求人相場を見ると動きやすくなります。
営業職向け転職サービスの選び方
営業職向けの転職サービスは、営業特化、大手総合、業界特化、転職サイト型に分けて考えると選びやすいです。

それぞれのサービスには得意な領域があります。営業経験を深めたい人と、営業経験を使って業界や職種を広げたい人では、選ぶべきサービスが変わります。
①営業職に絞るなら営業特化型を選ぶ
営業職として転職したい人は、営業特化型のエージェントが候補になります。営業職の種類や営業スタイルの違いを前提に相談できるため、「法人営業がいいのか」「SaaS営業が合うのか」「新規開拓は避けたいのか」まで整理しやすいです。
②幅広く求人を見たいなら大手総合型を使う
営業職の求人を広く見たい人は、大手総合型のエージェントや転職サイトも外せません。業界を決めきれていない人、営業以外の職種も並行して見たい人は、選択肢を広げる目的で使いやすいです。
③IT・SaaS営業を狙うなら業界に強いサービスを選ぶ
IT・SaaS営業やインサイドセールス、カスタマーサクセスを狙うなら、IT・Web領域に強いサービスも候補です。営業経験をそのまま活かしつつ、商材や働き方を変えたい人に向いています。
④自分でも求人を探したいなら転職サイトを併用する
エージェントだけに任せると、紹介された求人に視野が寄りやすくなります。自分でも転職サイトを見ておくと、営業職の求人相場、年収レンジ、必要スキル、業界ごとの違いを把握しやすくなります。
営業職におすすめの転職エージェント・サイト候補
ここでは、営業職の転職で候補に入れやすいサービスをタイプ別に整理します。順位ではなく、目的別の使い分けとして見てください。
| タイプ | 候補サービス | 向いている人 |
|---|---|---|
| 営業職特化 | hape Agent | 営業職として転職したい人、営業スタイルまで相談したい人 |
| IT・営業・首都圏 | type転職エージェント | 首都圏で営業職やIT・Web業界を見たい人 |
| 大手総合 | リクルートエージェント | 業界を絞らず営業求人を広く見たい人 |
| サイト併用 | doda / リクナビNEXT | 自分でも求人を検索しながら進めたい人 |
| IT・Web求人 | Green | IT・Web・スタートアップの営業やCSを見たい人 |
| 人材業界 | HR CAREER AGENT | 20代で人材業界の営業・CA・RAを狙いたい人 |
営業職に強いサービスを選ぶ時は、サービス名だけでなく、営業職の中でもどの領域に強いかを確認しましょう。
営業職特化で相談したい人:hape Agent
hape Agentは、営業職特化型の転職エージェントです。営業職の種類や営業スタイルを前提に相談したい人に向いています。
たとえば、法人営業、個人営業、ルート営業、インサイドセールス、SaaS営業など、同じ営業でも働き方はかなり違います。営業職を続ける前提なら、営業の違いをわかっている担当者に相談できるかは重要です。
首都圏でIT・営業職を見たい人:type転職エージェント
type転職エージェントは、首都圏の転職支援に強く、IT・営業職の選択肢を見たい人と相性があります。営業経験を活かしてIT・Web業界に広げたい人にも候補になります。
営業経験をSaaS営業、インサイドセールス、カスタマーサクセスへつなげたい人は、営業職だけでなく業界理解も必要です。業界に強いサービスを併用すると、求人の見方が変わります。
幅広い求人を見たい人:リクルートエージェント・doda
業界や職種をまだ絞りきれていない人は、大手総合型も候補です。営業職の求人を広く見ながら、他職種の可能性も確認できます。
大手総合型は求人の幅が広い一方で、営業特化型ほど営業スタイルの細かい違いに踏み込めないこともあります。幅広く見る目的で使い、営業職の深い相談は特化型も併用するのが現実的です。
自分でも求人を探したい人:リクナビNEXT・Green
転職サイトは、自分で求人を探したい人に向いています。エージェントの紹介だけだと比較対象が少なくなるため、転職サイトで営業職の求人相場を見ておくと判断しやすくなります。
IT・Webやスタートアップに興味があるなら、Greenのような業界寄りの転職サイトも候補です。営業職に限らず、カスタマーサクセスやマーケティングなど周辺職種も見やすくなります。
人材業界の営業を狙う20代:HR CAREER AGENT
人材業界の営業職やキャリアアドバイザー職を狙う20代なら、HR CAREER AGENTも候補になります。ただし、対象年齢などの条件があるため、申し込み前に対象範囲を確認してください。
人材業界は、営業経験や接客経験を活かしやすい一方で、法人側と求職者側の両方を理解する必要があります。人材業界に絞るなら、業界特化型を検討する価値があります。
営業職の転職エージェント選びで失敗しやすいポイント
営業職向けのサービス選びでは、知名度だけで決めると失敗しやすいです。特に次のポイントは事前に確認しましょう。
①営業の種類を分けずに相談してしまう
営業職といっても、法人営業、個人営業、ルート営業、インサイドセールス、SaaS営業では働き方が違います。新規開拓が苦手な人に、ひたすら新規営業の求人を紹介されてもミスマッチになります。
初回面談では、「どんな営業なら続けたいか」「避けたい営業スタイルは何か」を具体的に伝えましょう。
②求人の多さだけで選ぶ
求人が多いことは大切ですが、多ければ合う求人に出会えるとは限りません。営業職で転職するなら、求人の量に加えて、担当者が営業職の違いを理解しているかも見たいところです。
③営業以外の可能性を最初から捨てる
営業職として転職するつもりでも、営業経験はカスタマーサクセス、営業企画、マーケティング、人事などにも広げられます。営業職にこだわりすぎると、かえって選択肢が狭くなることがあります。
「営業を続けるべきか」「営業以外も見るべきか」で迷う人は、最初から1社だけに絞らず、営業特化型と総合型を併用して比較してください。
営業転職で迷ったら
営業職の転職エージェントは何社使うべき?
営業職の転職では、最初は2〜3社を目安に使うのが現実的です。1社だけだと求人や担当者の相性に左右されやすく、逆に多すぎると連絡管理が大変になります。
組み合わせるなら、次のように役割を分けると使いやすいです。
- 営業職特化型で、営業としての強みや営業スタイルを整理する
- 大手総合型で、業界をまたいで求人の幅を見る
- 転職サイトで、自分でも求人相場や条件を確認する
複数使う時は、応募管理だけ注意してください。同じ求人に複数エージェント経由で応募すると、企業側にもエージェント側にも混乱が起きます。
あお僕も転職活動で複数のエージェントを使った時、最初は紹介求人が多すぎて整理できなくなりました。途中から「営業職として伸ばす相談」「SaaS業界を見る相談」「面接練習」のように役割を分けたら、かなり動きやすくなりました。
営業職の転職でエージェントに伝えるべきこと
営業職の転職では、希望条件だけでなく、避けたい営業スタイルも伝えることが大切です。
- 法人営業か個人営業か
- 新規開拓と既存顧客対応のどちらがよいか
- 外回り中心か、オンライン商談中心か
- 扱いたい商材や避けたい商材
- ノルマや評価制度への希望
- 営業以外の職種も見るかどうか
このあたりを曖昧にしたまま面談すると、「営業経験があるから営業求人を紹介する」という流れになりやすいです。営業職の転職は、希望条件より先に営業スタイルの希望を言語化するのがポイントです。
営業職に強い転職サービスを使う時の注意点
営業職向けの転職サービスは便利ですが、任せきりにするとミスマッチが起きます。次の点は自分でも確認しておきましょう。
①紹介された求人をそのまま受けない
エージェントから紹介された求人でも、自分の希望と合うとは限りません。営業手法、商材、顧客属性、評価制度、残業、リモート可否などを確認してください。
②「営業に強い」の意味を確認する
営業職に強いといっても、営業職全般に強いのか、IT営業に強いのか、若手営業に強いのか、ハイクラス営業に強いのかで違います。自分の希望と強みが合うかを見ましょう。
③口コミだけで判断しない
転職サービスの口コミは参考になりますが、担当者や時期によって体験は変わります。口コミだけで決めず、初回面談で相性を確認するのがおすすめです。
あお営業職の求人は、同じ「法人営業」でも中身がかなり違います。僕が人材会社からSaaS企業へ移った時も、営業という職種名は同じでも、商談の進め方や使う資料、顧客との距離感は別物でした。求人票の職種名だけで判断しないほうがいいです。
営業職の転職エージェント・サイトに関するよくある質問
最後に、営業職向けの転職サービス選びでよくある疑問をまとめます。気になるところだけ開いて確認してください。
営業職の転職はエージェントとサイトのどちらがいいですか?
どちらか一方ではなく、併用がおすすめです。エージェントでは求人紹介や選考対策を受け、転職サイトでは自分でも求人相場や条件を確認すると判断しやすくなります。
営業職に強い転職エージェントは何で選べばいいですか?
営業職の中でも、法人営業、個人営業、ルート営業、インサイドセールス、SaaS営業など、どの領域に強いかで選びましょう。自分が避けたい営業スタイルも伝えられる担当者だと相談しやすいです。
営業未経験でも営業職向けエージェントは使えますか?
使えます。未経験から営業職を目指す場合は、営業に通じる経験の棚卸しや面接対策が重要です。接客、販売、目標達成、顧客対応などの経験をどう営業向けに伝えるか相談しましょう。
営業を辞めたい人も営業職向けエージェントに相談していいですか?
相談して大丈夫です。ただし、営業以外を希望する場合は、最初にその意向を伝えてください。営業経験を活かせるカスタマーサクセス、営業企画、マーケティング、人事なども含めて相談すると選択肢が広がります。
転職エージェントは何社登録すればいいですか?
最初は2〜3社が目安です。営業特化型、大手総合型、転職サイトを組み合わせると、相談と求人検索のバランスが取りやすくなります。応募管理ができないほど増やす必要はありません。
まとめ|営業職の転職サービスは「営業の続け方」で選ぼう
営業職の転職では、転職エージェントと転職サイトを使い分けることが大切です。営業特化型で営業スタイルを整理し、大手総合型で求人の幅を見て、転職サイトで自分でも相場を確認すると失敗しにくくなります。
営業職を続けたい人は、法人営業、ルート営業、インサイドセールス、SaaS営業など、どの営業が合うかまで分けて相談しましょう。営業以外も見たい人は、カスタマーサクセス、営業企画、マーケティング、人事なども候補になります。
サービス名だけで選ぶのではなく、今の自分が「営業を深めたいのか」「営業経験を別方向に広げたいのか」で選ぶことが重要です。
営業職を続けるか、IT・SaaSや別職種へ広げるかで、合う転職サービスは変わります。迷う場合は診断で方向性を整理してみてください。




