ゲーム業界への転職で最初に迷うのは、「どの転職エージェントを使えばいいのか」だと思います。ゲーム業界特化型、IT・Web特化型、総合型、転職サイトまで候補が多く、経験者と未経験者で選ぶべきサービスも変わります。
結論から言うと、ゲーム業界の転職エージェントはまず「ゲーム業界の実務経験があるか」で分けて考えるのがいちばん安全です。ゲーム業界特化型の多くは、開発・デザイン・企画・サウンドなどの実務経験者を主な対象にしています。
完全未経験の人が、いきなり経験者向けの特化型だけに登録すると、紹介できる求人が少なかったり、登録後の面談につながらなかったりすることがあります。逆に、経験者が総合型だけで探すと、ゲーム業界ならではの職種理解やポートフォリオ相談が物足りない可能性があります。
なお、僕自身はゲーム業界で働いた経験はありません。この記事は、公式に公開されている情報と、転職エージェントを何社も使ってきた側の視点から、ゲーム業界向けエージェントの選び方を整理したものです。
まず確認|ゲーム業界の転職エージェントは「経験者向け」と「未経験可」で分かれる
ゲーム業界の転職サービス選びで失敗しやすいのは、経験者向けと未経験者向けを同じ土俵で比べてしまうことです。おすすめランキングだけを見ると、どのサービスも同じように見えますが、実際には対象者がかなり違います。
最初に、自分がどちらのルートに近いかを確認してください。ここを間違えると、登録後に「紹介できる求人が少ない」と言われたり、希望と違う求人ばかり届いたりします。
① ゲーム業界の実務経験者は特化型を軸にする
すでにゲーム会社、受託開発会社、CG制作会社、サウンド制作会社などで働いた経験がある人は、ゲーム業界特化型のエージェントを軸にする価値があります。職種名だけでなく、開発環境、担当領域、タイトル規模、運用経験、コンシューマーとスマホゲームの違いまで話が通じやすいからです。
たとえばG-JOBエージェントは、公式情報として対象はゲーム業界の実務経験がある人とされています。ゲーム求人は公開・非公開あわせて4,000件以上で、正社員/契約社員、派遣社員、業務委託の3つの雇用形態に対応しています。
② 完全未経験者は総合型・IT/Web系から入口を探す
ゲーム業界での実務経験がない人は、いきなりゲーム特化型だけに絞らない方がいいです。特にG-JOBエージェントは未経験者向けではないため、未経験の人に本命としてすすめるのは誠実ではありません。
未経験者は、まず総合型やIT・Web系のエージェントで、応募できる職種の幅を確認するのが現実的です。営業、カスタマーサポート、デバッグ、運用アシスタント、Web系職種など、ゲーム業界に近づく入口は開発職だけではありません。
未経験から入口を探すなら
③ 判断に迷う人は「職務経験」と「制作物」で分ける
「未経験ではないけれど、ゲーム会社で働いたことはない」という人もいます。たとえばWebエンジニア、映像系CGデザイナー、広告系デザイナー、音楽制作経験者などです。この場合は、完全未経験ではなく「近接領域の経験者」として見られる可能性があります。
- ゲーム会社、受託開発、CG制作、サウンド制作などで実務経験がある
- ゲーム以外でも、プログラミング・3DCG・UIデザイン・音楽制作などの実務経験がある
- 自主制作、チーム制作、公開作品など、見せられる制作物がある
- 希望職種に直結するスキルを、職務経歴書かポートフォリオで説明できる
上の項目に複数当てはまるなら、特化型に相談する余地があります。反対に、制作物も実務経験もない状態なら、先に学習・制作・IT/Web系の入口探しを進めた方が、紹介される求人の幅は広がります。

ゲーム業界に強い転職エージェント7社を比較

ここでは、ゲーム業界への転職で候補に入りやすい7社を比較します。掲載している数字は、各社が公式に公開している情報として確認できる範囲だけに絞っています。確認が取れない求人数や実績は載せていません。
選ぶ基準は、単純な知名度ではありません。ゲーム業界経験者か、未経験者か、正社員以外も検討するかで見るべきサービスが変わります。
| サービス | タイプ | 向いている人 | 確認できる特徴 |
|---|---|---|---|
| G-JOBエージェント | ゲーム業界特化 | ゲーム業界の実務経験者 | 公開・非公開あわせてゲーム求人4,000件以上。正社員/契約社員・派遣社員・業務委託に対応 |
| Geekly(ギークリー) | IT・Web・ゲーム特化 | IT/Webも含めて比較したい人 | IT・Web・ゲーム業界特化。求人31,000件以上、CA100名以上在籍(2025年4月時点) |
| シリコンスタジオエージェント | ゲーム業界特化 | ゲーム系職種で探したい人 | ゲーム業界に特化したエージェント |
| ファミキャリ | ゲーム業界特化 | ゲーム業界の求人を探したい人 | ゲーム業界に特化したエージェント |
| Hiraku agent | ゲーム業界特化 | 正社員で腰を据えて探したい人 | ゲーム求人1,000件以上。正社員雇用に特化し、土日祝もWEB面談に対応 |
| レバテックキャリア | IT・Web専門 | 技術職として比較したい人 | IT・Web業界専門。技術理解のあるアドバイザーが在籍 |
| リクルートエージェント | 総合型 | 未経験者・異業界も含めて探したい人 | 業界最大級の求人数を持つ総合型 |
① G-JOBエージェント|ゲーム業界経験者の本命候補
G-JOBエージェントは、ゲーム業界の実務経験がある人に向いた本命候補です。公開・非公開あわせてゲーム求人4,000件以上を扱い、東京・大阪・福岡の3拠点に加えてオンライン面談にも対応しています。
特徴的なのは、面談担当者が「ゲーム会社での人事経験3年以上」「ゲーム開発現場のマネジメント経験」「国家資格キャリアコンサルタント」のいずれかを満たす人材に限定されている点です。ゲーム業界では、職種名が同じでも求められる経験が会社やタイトルによって変わります。担当者の業界理解は、求人紹介の精度に直結します。
また、正社員/契約社員、派遣社員、業務委託の3つの雇用形態に対応しているため、働き方を広く比較したい経験者にも向いています。運営はリンクトブレインで、自社でゲームの開発運営事業も行っています。
G-JOBエージェントは、ゲーム業界の実務経験がある人向けです。完全未経験の人は、G-JOBではなく、まず総合型やIT・Web系のエージェントで応募できる入口を確認してください。
② Geekly|IT・Web・ゲームを横断して探したい人向け
Geeklyは、IT・Web・ゲーム業界に特化した転職エージェントです。求人31,000件以上、CA100名以上在籍という情報が2025年4月時点で確認できます。
ゲーム業界だけに絞り切れていない人や、ゲーム会社以外のIT・Web企業も比較したい人は、Geeklyを候補に入れると視野を広げやすいです。特に未経験者や近接領域の経験者は、いきなりゲーム特化型だけに絞るより、IT・Webも含めた求人の幅を見た方が判断しやすくなります。
③ シリコンスタジオエージェント|ゲーム業界特化で比較したい人向け
シリコンスタジオエージェントは、ゲーム業界に特化したエージェントです。ゲーム業界経験者が、特化型の求人提案を比較したいときの候補になります。
具体的な求人数や実績は、この記事では断定しません。使う場合は、初回面談で希望職種の求人例、担当者の職種理解、ポートフォリオへの助言内容を確認しましょう。
④ ファミキャリ|ゲーム業界求人を探したい人向け
ファミキャリも、ゲーム業界に特化したエージェントです。ゲーム会社への転職を前提に、特化型の選択肢を増やしたい人は比較対象に入ります。
サービス名の知名度だけで決めるのではなく、自分の職種に合う求人があるかを見てください。プログラマー、3DCG、プランナー、サウンドでは、必要な制作物や評価される経験が違います。
⑤ Hiraku agent|ゲーム業界特化の選択肢を増やしたい人向け
Hiraku agentは、ゲーム業界に特化したエージェントです。ゲーム業界経験者が、他の特化型と求人や担当者の相性を比べるための候補になります。
特化型エージェントは、サービス名だけで優劣を決めるより、実際に紹介される求人の職種・雇用形態・開発領域を見て判断する方が失敗しにくいです。
Hiraku agentをもっと詳しく
⑥ レバテックキャリア|技術職として比較したい人向け
レバテックキャリアは、IT・Web業界専門の転職エージェントです。技術理解のあるアドバイザーが在籍しているため、ゲーム業界に近い技術職やWeb系職種も含めて比較したい人に向いています。
ゲーム業界経験者でも、開発経験を活かしてIT・Web側の選択肢を見たい人はいます。ゲーム会社にこだわるのか、技術職として待遇や働き方を広げるのかを考えるうえで、比較対象にしやすいサービスです。
⑦ リクルートエージェント|未経験者や異業界比較の受け皿
リクルートエージェントは、業界最大級の求人数を持つ総合型の転職エージェントです。ゲーム業界特化ではありませんが、未経験者や異業界からの転職では、総合型の幅広さが役に立ちます。
完全未経験でゲーム業界を目指す場合、最初から開発職だけを狙うと選択肢が狭くなります。総合型で応募可能な職種を確認しながら、IT・Web系やゲーム周辺職種も含めて現実的な入口を探しましょう。
【職種別】あなたに合うエージェントの選び方(プログラマー/3DCG・デザイナー/プランナー/サウンド)
ゲーム業界の転職では、職種ごとに評価される材料が違います。同じゲーム業界でも、プログラマーとサウンドでは、担当者に確認すべきことも、準備すべきポートフォリオも変わります。
ここでは職種別に、どのようなエージェント選びをすればよいかを整理します。
① プログラマー|技術理解と開発領域の一致を見る
ゲームプログラマーは、使用エンジン、担当領域、チーム規模、運用経験などが評価に関わります。Unity、Unreal Engine、サーバーサイド、クライアント、ツール開発、インフラなど、同じプログラマーでも求人の中身はかなり違います。
そのため、プログラマーは担当者が技術領域をどこまで理解しているかを初回面談で確認してください。求人票の職種名だけでなく、実際に任される開発範囲まで説明できる担当者なら、ミスマッチを減らしやすいです。
② 3DCG・デザイナー|ポートフォリオへの助言があるかを見る
3DCG、UI、キャラクター、背景、モーションなどのデザイン職は、職務経歴書だけでは判断されにくい職種です。作品の見せ方、制作意図、担当範囲、使用ツールを整理できているかが重要になります。
デザイナー職でエージェントを使うなら、求人紹介だけでなく、ポートフォリオの見せ方に助言してくれるかを確認してください。作品数を増やすよりも、応募職種に合う作品を前に出す方が伝わりやすい場合があります。
③ プランナー|企画だけでなく運用・分析経験も整理する
プランナーは「企画が好き」だけでは差別化しにくい職種です。仕様書作成、レベルデザイン、イベント運用、KPI分析、外注管理、ディレクションなど、どこまで担当したかを言語化する必要があります。
エージェントには、プランナー求人の中でどの経験が評価されやすいかを聞きましょう。未経験者の場合は、いきなり企画職だけに絞らず、運用サポートやゲーム周辺職種も含めて入口を探す方が現実的です。
④ サウンド|制作物と担当範囲を説明できる形にする
サウンド職は、作曲、効果音、実装、外注管理など、会社によって役割が分かれます。応募時には、制作物だけでなく、担当範囲とゲーム内での使われ方を説明できる状態にしておくことが大切です。
エージェントを選ぶときは、サウンド職の求人があるかだけでなく、応募前にどのような制作物を見せるべきか相談できるかを見てください。職種理解が浅い担当者だと、求人票の表面だけで判断される可能性があります。
【雇用形態別】正社員・派遣・業務委託で選択肢はこう変わる
ゲーム業界の転職では、雇用形態を無視してエージェントを選ぶとズレが出ます。正社員だけでなく、派遣、契約社員、業務委託という働き方も候補に入りやすい業界だからです。
最初からひとつに決める必要はありません。ただし、どの雇用形態まで検討できるかを決めておくと、エージェントとの面談がかなり具体的になります。
① 正社員・契約社員|長期的にキャリアを積みたい人向け
正社員や契約社員は、長期的にスキルを積みたい人、チームに深く関わりたい人、安定した働き方を重視する人に向いています。ゲーム業界でキャリアを伸ばすなら、担当領域だけでなく、どのようなタイトルや開発体制に関わるかも重要です。
正社員志望の人は、ゲーム特化型で業界内の求人を見ながら、総合型やIT・Web系で待遇・働き方の比較軸を持つのがおすすめです。ゲーム会社だけを見ると、他業界の技術職やクリエイティブ職との条件差が見えにくくなります。
② 派遣|実務経験を積みたい人の入口になることがある
派遣は、ゲーム業界で実務経験を積む入口になることがあります。もちろん、雇用の安定性や契約期間の確認は必要ですが、完全未経験に近い人や、近接職種からゲーム業界へ移りたい人にとって、現場経験を得る手段になる場合があります。
G-JOBエージェントは、派遣社員にも対応しています。ただし対象はゲーム業界の実務経験がある人なので、未経験者は「派遣なら誰でも紹介される」と考えない方がいいです。応募条件と仕事内容を面談で確認しましょう。
③ 業務委託|即戦力性と自己管理が求められる
業務委託は、スキルと実績を前提に案件へ入る働き方です。会社員転職とは違い、契約条件、稼働日数、責任範囲、契約終了時のリスクを自分で確認する必要があります。
業務委託を検討する人は、報酬だけで判断しないでください。案件の期間、稼働条件、リモート可否、成果物の範囲、契約前に確認すべき事項まで整理してから相談する方が安全です。
ゲーム特化型と総合型、どちらを使うべきか
ゲーム業界の転職では、ゲーム特化型と総合型を対立させて考える必要はありません。むしろ、経験者は特化型を軸にしつつ、総合型やIT・Web系で比較軸を持つ方が判断しやすいです。
未経験者は逆です。最初からゲーム特化型だけに絞るのではなく、総合型やIT・Web系で応募可能な入口を探す方が現実的です。
① ゲーム特化型は職種理解と求人の近さが強み
ゲーム特化型の強みは、ゲーム業界の職種や開発現場に近い求人を扱いやすいことです。プログラマー、3DCG、プランナー、サウンドなど、職種ごとの応募準備について相談しやすいのも利点です。
ただし、特化型だけに絞ると、ゲーム業界以外の技術職・クリエイティブ職との比較がしにくくなります。待遇、働き方、リモート可否、キャリアの広がりを比べるには、IT・Web系や総合型の情報も役に立ちます。
② 総合型は未経験者と比較検討に強い
総合型は、ゲーム業界だけに詳しいわけではありません。その代わり、業界をまたいで求人を比較しやすく、未経験者や異業界からの転職では選択肢を広げやすいです。
ゲーム業界にこだわりたい気持ちがあっても、最初の転職で必ずゲーム会社に入らなければいけないわけではありません。IT・Web業界で近い経験を積み、次の転職でゲーム業界を狙うルートもあります。
③ 併用するなら役割を分ける
エージェントを複数使うなら、同じ役割のサービスを増やしすぎないことが大切です。ゲーム特化型で業界内の求人と職種理解を確認し、IT・Web系で技術職としての選択肢を見て、総合型で未経験可や異業界も含めて比較する。こう分けると、情報が整理しやすくなります。
僕も転職活動では複数のエージェントに相談しましたが、同じ質問をしても返ってくる求人や面談の深さはかなり違いました。だからこそ、登録数を増やすより、役割を分けて比較する方が使いやすいです。
あお僕が2回目の転職でエージェントを使った時は、初回面談で「この条件だと紹介できる求人は何系が多いですか」と聞きました。そこで求人の具体例が返ってきた担当者は、その後の書類添削や面接対策も話が早かったです。
ゲーム業界の転職でポートフォリオが重要な理由と準備の進め方

ゲーム業界では、職務経歴書だけでなくポートフォリオが重要になる職種があります。特にデザイナー、3DCG、サウンド、プランナー、エンジニアの制作物がある人は、言葉だけでなく実物で伝える準備をしておきましょう。
ポートフォリオは、作品を大量に並べればよいわけではありません。応募職種に対して、何を担当し、どのように考えて制作したかが伝わることが大切です。
① 作品より先に応募職種を決める
まず、応募したい職種を決めます。3DCGデザイナーとして見せる作品と、UIデザイナーとして見せる作品では、評価されるポイントが違います。プログラマーなら、コードだけでなく、担当した機能や技術選定の理由を説明できる形にしておくと伝わりやすいです。
② 担当範囲を明記する
チーム制作や共同制作の場合は、自分がどこを担当したのかを明記してください。企画、実装、モデリング、アニメーション、効果音、UIなど、担当範囲が曖昧だと評価されにくくなります。
③ 制作意図と改善点を書く
完成物だけでなく、なぜその表現にしたのか、どこを改善したのかも書きましょう。ゲーム開発はチームで進むため、単に上手い作品よりも、意図を説明できる人の方が現場で評価されやすいです。
④ エージェントに見せる前提で整える
ポートフォリオは、企業に出す前にエージェントへ見せることがあります。初回面談の段階で完成していなくても、制作物のURL、作品概要、担当範囲、使用ツールをまとめておくと相談が具体的になります。
- 応募職種に合う作品を前に出しているか
- 自分の担当範囲が明記されているか
- 使用ツール・開発環境・制作期間を書いているか
- 制作意図と改善点を説明できるか
- 公開できない作品は、守秘義務に触れない形で説明できるか
ゲーム業界の転職エージェントを使うメリット
転職エージェントは、求人を紹介してもらうだけのサービスではありません。特にゲーム業界では、求人票だけでは分からない職種の違いや、ポートフォリオの見せ方を相談できる点に価値があります。
ここでは、ゲーム業界の転職でエージェントを使う主なメリットを整理します。
- 求人票だけでは分かりにくい職種の違いを相談できる
- 職務経歴書やポートフォリオの見せ方を整えやすい
- 面接前に聞かれやすい質問を準備しやすい
① 自分に合う求人を絞り込みやすい
ゲーム業界の求人は、職種名だけでは中身が分かりにくいことがあります。プランナーと書かれていても、運用中心なのか、新規企画なのか、レベルデザインなのかで求められる経験は違います。
エージェントに相談すると、希望条件と経験に合わせて求人を絞り込めます。特化型なら、ゲーム業界内の職種理解を前提に話しやすいのが強みです。
② 職務経歴書とポートフォリオを整えやすい
職務経歴書やポートフォリオは、自分だけで見ると弱点に気づきにくいです。エージェントに見てもらうことで、経験の見せ方や応募職種とのズレを修正しやすくなります。
僕自身、2回目の転職では職務経歴書を何度も直しました。最初は業務内容を並べただけでしたが、面談で「成果よりも、何を任されてどう動いたかを先に出した方が伝わる」と言われてから、面接で話を広げやすくなりました。
③ 面接前に聞かれやすい点を準備できる
ゲーム業界の面接では、スキルだけでなく、なぜその会社やタイトルに関わりたいのか、チームでどう働けるのかも見られます。エージェント経由なら、応募先に合わせて聞かれやすい質問を事前に整理しやすいです。
面接対策は、回答を丸暗記するためではなく、自分の経験を相手に伝わる順番に並べ替えるために使うものです。ここを支援してもらえるのは、エージェントを使う大きなメリットです。
使う前に知っておきたい注意点
エージェントは便利ですが、登録すれば自動的に良い求人へ進めるわけではありません。特にゲーム業界では、経験・制作物・希望職種・雇用形態のズレがあると、紹介される求人が合わないことがあります。
使う前に、次の注意点を押さえておきましょう。
① 未経験者は対象外のサービスがある
繰り返しになりますが、ゲーム業界特化型の中には、実務経験者を主な対象にしているサービスがあります。G-JOBエージェントも対象はゲーム業界の実務経験がある人です。
未経験者は、特化型に断られたからといってゲーム業界を諦める必要はありません。まずは総合型やIT・Web系で、応募できる職種、近い業界、経験を積める入口を探してください。
② 担当者によって提案の質は変わる
同じエージェントでも、担当者によって提案の質は変わります。ゲーム業界に詳しい担当者でも、自分の職種に強いとは限りません。プログラマーに強い人、デザイナーに強い人、プランナー求人をよく扱う人では、面談の深さが変わります。
違和感がある場合は、担当変更を相談するか、別のエージェントも併用しましょう。転職活動では、担当者との相性も成果に影響します。
③ 求人票だけで判断しない
求人票に「ゲームプランナー」「3DCGデザイナー」と書かれていても、実際の業務内容は会社によって違います。運用中心なのか、新規開発なのか、外注管理が多いのか、制作実務が中心なのかを確認してください。
- 求人票の職種名だけで応募を決める
- 雇用形態や契約条件を確認しない
- ポートフォリオを職種別に調整しない
- 担当者からの提案を比較せずに一社だけで進める
このあたりを確認せずに進めると、入社後のミスマッチにつながります。求人の数よりも、自分の経験と希望に合う求人を見極めることを優先してください。
担当者の質を見極める|初回面談で聞くべき質問
エージェント選びでいちばん差が出るのは、担当者の質です。公式情報やランキングだけでは、担当者が自分の職種を理解しているかまでは分かりません。
初回面談では、遠慮せずに質問してください。良い担当者なら、質問に対して具体的な求人例や準備方法を返してくれます。
① 「私の経験だと、どの職種の求人が現実的ですか?」
まず聞くべきなのは、自分の経験で狙える職種です。希望職種だけを伝えるのではなく、現実的に応募できる求人の幅を聞いてください。
ここで「何でも応募できます」と広く言われるだけなら注意が必要です。良い担当者は、経験と希望のズレを指摘したうえで、狙いやすい職種と難しい職種を分けて説明してくれます。
② 「近い求人例をいくつか見せてもらえますか?」
初回面談では、求人例を見せてもらいましょう。会社名を出せない場合でも、職種、雇用形態、担当業務、必要スキルの傾向を教えてもらえるかは確認できます。
求人例が具体的に出てくるかどうかは、担当者の理解度を見る重要な材料です。話が抽象的なままなら、別の担当者や別サービスも比較した方がいいです。
③ 「ポートフォリオで直すべき点はありますか?」
デザイナー、3DCG、サウンド、プランナー、エンジニアの制作物がある人は、ポートフォリオへの助言を聞いてください。作品数、見せる順番、担当範囲の書き方、応募職種との一致を見てもらうのが目的です。
「良いと思います」だけで終わる担当者より、「この職種なら最初にこの作品を出した方がいい」「担当範囲をもう少し書いた方がいい」と言ってくれる担当者の方が、応募準備に使いやすいです。
④ 「正社員以外の選択肢もありますか?」
ゲーム業界では、正社員だけでなく、契約社員、派遣、業務委託も選択肢になります。最初から正社員だけに絞るか、経験を積むために派遣や契約社員も見るかで、紹介される求人は変わります。
G-JOBエージェントのように複数の雇用形態に対応しているサービスもあります。働き方を広げたい人は、どの雇用形態の求人が多いのか、契約条件で確認すべき点は何かを聞いてください。
⑤ 「連絡頻度と選考スピードはどのくらいですか?」
担当者の質は、業界知識だけではありません。連絡頻度、返信の速さ、選考スピードの管理も大切です。現職が忙しい人ほど、連絡のペースが合わないと転職活動が続きません。
- 希望職種に近い求人例を出してくれるか
- 経験者向けか未経験可かを正直に伝えてくれるか
- ポートフォリオや職務経歴書に具体的な改善案を出してくれるか
- 正社員・派遣・業務委託の違いを説明してくれるか
- 連絡頻度と応募ペースをこちらの状況に合わせてくれるか
あお僕は面談で「今すぐ応募すべき求人」と「準備してから狙う求人」を分けてくれる担当者を信頼していました。全部すすめてくる人より、止める理由まで言ってくれる人の方が、転職活動では助かります。
利用の流れ
転職エージェントの利用は、基本的に登録、面談、求人紹介、応募準備、選考、内定後の条件確認という流れで進みます。ゲーム業界の場合は、職務経歴書に加えてポートフォリオや制作物の準備が入る点に注意してください。
- 公式サイトから登録する
- 初回面談で経験・希望職種・働き方を伝える
- 紹介された求人の職種・雇用形態・担当業務を確認する
- 職務経歴書とポートフォリオを整える
- 応募・面接対策・選考に進む
- 内定後に条件面を確認し、入社するか判断する
登録前に完璧な準備をする必要はありません。ただ、経験職種、希望職種、雇用形態、ポートフォリオの有無だけは整理しておくと、面談の質が上がります。
自分に合う転職サービスが分からない人は、先に無料診断で整理してから、特化型か総合型かを選ぶのもありです。
よくある質問
最後に、ゲーム業界の転職エージェントを使う前によくある疑問に答えます。
ゲーム業界未経験でも転職エージェントは使えますか?
使えるサービスはあります。ただし、ゲーム業界特化型の中には実務経験者向けのサービスもあります。G-JOBエージェントはゲーム業界の実務経験がある人向けなので、完全未経験者は総合型やIT・Web系エージェントから入口を探す方が現実的です。
ゲーム業界特化型だけ登録すれば十分ですか?
経験者なら特化型を軸にする価値はあります。ただし、待遇や働き方を比較するために、IT・Web系や総合型も併用した方が判断材料は増えます。未経験者は、最初から特化型だけに絞らない方が安全です。
ポートフォリオがないと応募できませんか?
職種によります。デザイナー、3DCG、サウンド、プランナー、制作物を見せられるエンジニアは、ポートフォリオがある方が説明しやすいです。営業やサポートなど、職種によっては職務経歴書中心で進む場合もあります。
正社員以外の働き方も相談できますか?
サービスによります。G-JOBエージェントは、正社員/契約社員、派遣社員、業務委託に対応しています。一方で、すべてのエージェントが同じ雇用形態に対応しているわけではないため、初回面談で確認してください。
担当者が合わないときはどうすればいいですか?
担当変更を相談するか、別のエージェントも併用しましょう。求人例が具体的でない、職種理解が浅い、連絡ペースが合わないと感じる場合は、無理に一社だけで進めない方がいいです。
G-JOBをもっと詳しく
まとめ
ゲーム業界の転職エージェントは、ランキング順に登録するより、まず自分が経験者か未経験者かを分けて考えることが大切です。ゲーム業界の実務経験がある人は、G-JOBエージェントのようなゲーム特化型を軸にしつつ、IT・Web系や総合型で比較軸を持つと判断しやすくなります。
一方で、完全未経験者はG-JOBエージェントではなく、総合型やIT・Web系から入口を探す方が現実的です。ゲーム会社にこだわりすぎず、近い職種や業界で経験を積むルートも含めて考えてください。
最後にもう一度まとめると、経験者はゲーム特化型、未経験者は総合型・IT/Web系、働き方を広げたい人は雇用形態まで確認するのが基本です。担当者の質は初回面談で見極め、求人例・ポートフォリオ・雇用形態について具体的に質問しましょう。
他のサービスも比較したい場合は、転職サービス診断(無料・8問・約1分)もあわせてご利用ください。
ゲーム業界以外も含めて比較したい人や、まだ経験が浅い人は、無料診断で自分に合う相談先のタイプを整理してから選んでください。




