第二新卒で転職エージェントを探すと、「おすすめランキング」「まず登録すべき◯社」のような記事が大量に出てきます。情報量は多いのですが、読み終わっても結局どれを選べばいいのか分からない人も多いはずです。
結論から言うと、第二新卒の転職エージェント選びは、ランキング順ではなく「自分のタイプ」から逆算するほうが失敗しにくいです。大手総合型が合う人もいれば、第二新卒・既卒・フリーターに強い特化型を先に使ったほうが動きやすい人もいます。
この記事では、20代・第二新卒向けに転職エージェントの選び方を整理しつつ、大手総合型、第二新卒・未経験特化型、職種特化型を目的別に比較します。大手サービスを横並びにするだけではなく、「最初の1社をどう決めるか」まで落とし込みます。
第二新卒の転職エージェントはおすすめ順よりタイプで選ぶ

転職エージェントは、求職者側は無料で使えることがほとんどです。紹介先企業から報酬を受け取る仕組みなので、求職者は求人紹介、応募書類の添削、面接対策、日程調整などを無料で受けられます。
ただし、無料だからといって何社も登録すればよいわけではありません。第二新卒は経験の棚卸しや転職理由の整理が浅いまま動くと、紹介される求人の方向性もぶれやすいからです。最初は自分に合うタイプを決め、1社を深く使うほうが面談の質を上げやすくなります。
ランキング上位より「今の悩み」に合うかが大事
競合の比較記事では、リクルートエージェント、マイナビ、doda、ハタラクティブ、UZUZなどが横並びで紹介されがちです。もちろん有名サービスを知ることは大切ですが、第二新卒の場合は「有名だから登録」だけでは判断が粗くなります。
たとえば、前職の経験を活かして年収や職種を広げたい人と、既卒・フリーターから正社員を目指したい人では、必要なサポートが違います。求人をたくさん見たい人と、面接対策まで手厚く見てもらいたい人でも合うサービスは変わります。
最初の1社で決めるべきこと
最初の1社を選ぶときは、次の3つだけを見れば十分です。最初から10社以上を細かく比較するより、自分の今の課題に当てはめたほうが早いです。
- 方向性が決まっていないか:幅広い求人を見たいなら大手総合型
- 未経験・短期離職・既卒などの不安が大きいか:第二新卒特化型
- 営業・IT・事務など職種が決まっているか:職種特化型
まず迷ったら無料診断でタイプを絞る
「どれが自分に合うか分からない」という人は、先に無料診断でタイプを絞るのがおすすめです。転職論の診断は、各1分・登録不要で、今の状況に近いサービスの候補を確認できます。
診断はエージェントを選ぶ前の地図です。診断結果だけで決め切る必要はありませんが、大手総合型から入るべきか、第二新卒特化型を使うべきか、職種特化型を見たほうがよいかを先に整理できます。
すでに自分で条件を絞れている人は、このまま下の比較を見てください。まだ「転職準備から不安」という人は、第二新卒の転職準備を先に確認してからエージェントを選ぶと、面談で話す内容が整理しやすくなります。
20代女性向けの選び方も見る
第二新卒におすすめの転職エージェント比較表
ここでは、第二新卒・20代が使いやすい転職エージェントを、ランキングではなく目的別に整理します。求人数や実績の数字は公式や既存レビューで確認できる範囲に留め、この記事では「どんな人が最初に使うべきか」を中心に見ます。
| タイプ | 向いている人 | 代表サービス | 選び方の目安 |
|---|---|---|---|
| 大手総合型 | 転職の方向性がまだ曖昧な20代 | リクルートエージェント / doda / マイナビエージェント | 求人の幅を見ながら軸を決める |
| 第二新卒・未経験特化型 | 職歴の浅さ、既卒、フリーター、未経験職種への不安がある人 | 第二新卒エージェントneo / UZUZ(ウズキャリ) / マイナビジョブ20’s / ハタラクティブ | 面談・書類・面接対策の手厚さを見る |
| 職種特化型 | 営業・IT・事務など行きたい職種がある人 | type転職エージェント / Geekly / レバテックキャリア / hape Agent / Izul / ミラキャリ | 職種ごとの求人理解と対策を重視する |
| 求人サイト併用 | 自分でも求人を探して比較したい人 | リクナビNEXT | エージェント任せにせず求人の相場感を掴む |
第二新卒は、職歴が浅いぶん「自分の強みをどう説明するか」が重要です。だからこそ、求人の数だけでなく、面談で言語化を手伝ってくれるか、面接前に具体的な対策をしてくれるかを見てください。
方向性が決まっていない20代向け:大手総合型

まだ行きたい業界や職種が固まっていない20代は、大手総合型から始めると全体像を掴みやすいです。求人の幅が広く、営業、事務、IT、企画、バックオフィスなど、複数の選択肢を比較できます。
リクルートエージェント|求人の幅を見ながら軸を作りたい人向け
リクルートエージェントは、まず求人の幅を見たい人に向いています。第二新卒で「自分がどの業界に行けるのか分からない」という段階なら、最初に相場感を掴むために使いやすいです。
ただし、求人の幅が広いぶん、面談前に希望条件をまったく整理していないと、紹介される求人が散らばることがあります。登録前に、転職理由・避けたい条件・伸ばしたい経験だけはメモしておきましょう。
doda|求人紹介と転職サイト的な使い方を併用したい人向け
dodaは、エージェントサービスとして相談しながら、自分でも求人を見て比較したい人に向いています。受け身で紹介を待つだけでなく、求人票を見ながら希望条件を調整したい人に合いやすいです。
マイナビエージェント|20代で初めて転職する人向け
マイナビエージェントは、20代の初めての転職で相談先を作りたい人に向いています。第二新卒で「転職理由をどう話せばいいか」「前職の経験をどう評価されるか」が不安な人は、面談で言語化を手伝ってもらう価値があります。
大手総合型は、幅広い求人を見られる一方で、担当者との相性や希望条件の伝え方によって紹介内容が変わります。合わないと感じたら、担当変更や別サービスの併用も選択肢に入れてください。
第二新卒・未経験に手厚い特化型
職歴の浅さ、短期離職、既卒、フリーター、未経験職種への転職に不安があるなら、第二新卒・未経験に強い特化型を優先してください。大手総合型より求人数の幅は狭くなることがありますが、サポートの前提が若手向けなので相談しやすいです。
第二新卒エージェントneo|正社員経験が浅い人の相談先
第二新卒エージェントneoは、第二新卒・既卒・フリーターなど、若手の就職・転職支援に寄せて考えたい人向けです。職歴に自信がない人、履歴書や職務経歴書の書き方から相談したい人は候補になります。
UZUZ(ウズキャリ)|既卒・第二新卒で面接対策を重視したい人向け
UZUZ(ウズキャリ)は、既卒・第二新卒・フリーターなど、20代のキャリア支援を検討したい人に向いています。面接対策や学習支援に関心がある人は、個別レビューで対象やサポート内容を確認してください。
マイナビジョブ20’s|20代向けに絞って相談したい人向け
マイナビジョブ20’sは、20代専門の転職支援として候補になります。初めての転職で、自分の強みや適性を整理しながら求人を見たい人に向いています。
ハタラクティブ|未経験から正社員を目指す人向け
ハタラクティブは、未経験から正社員を目指したい20代の選択肢です。アルバイト経験が中心、正社員経験が短い、学歴や職歴に不安がある人は、一般的な大手総合型だけでなく特化型も比較したほうが動きやすくなります。
第二新卒・未経験向けを比較する
職種が決まっている20代向け:特化型
営業、IT、事務など、行きたい職種がある程度決まっているなら、職種特化型も候補になります。大手総合型で求人の幅を見たうえで、職種特化型を追加すると比較しやすいです。
営業職で転職したいならhape AgentやIzul
営業職でキャリアを作りたい人は、hape AgentやIzulのような営業・若手向けのサービスも確認してください。営業は未経験歓迎の求人もありますが、商材・顧客・営業手法で働き方が大きく変わるため、職種理解が重要です。
営業職で考えるなら
IT・Web系に行きたいならGeekly・レバテックキャリア・type転職エージェント
IT・Web系に興味があるなら、Geekly、レバテックキャリア、type転職エージェントなども候補になります。ただし、サービスによって未経験向けか経験者向けかは異なるため、対象条件を確認して使い分けてください。
IT・Web系で考えるなら
事務職に行きたいならミラキャリも候補
20代で事務職に転職したい人は、ミラキャリも候補になります。一般事務、営業事務、バックオフィス職などを検討するなら、未経験者向けの求人や選考対策を確認しましょう。
1社だけでいい?複数登録のメリット・デメリット
転職エージェントは、最初から何社も登録するより、まず1社を深く使ってから必要に応じて追加するのがおすすめです。特に第二新卒は、自己分析や転職理由の整理が面談で大きく変わるため、担当者とのやり取りを雑に増やすと逆に迷いやすくなります。
1社に絞るメリット
- 担当者に自分の希望や性格を深く理解してもらいやすい
- 応募書類や面接対策の改善履歴が蓄積される
- 求人の良し悪しを同じ基準で比較しやすい
複数登録するメリット
- 紹介求人の偏りを減らせる
- 担当者との相性を比較できる
- 大手総合型と特化型で違う視点を得られる
複数登録の注意点
- 同じ求人に重複応募しないように管理する
- 面談や連絡が増えすぎて転職活動そのものが重くなる
- 担当者ごとに言うことが違う場合、最終判断の軸を自分で持つ
おすすめは「大手総合型1社+必要なら特化型1社」です。最初から5社登録して疲れるより、1社で自己分析と応募書類を整え、そのうえで足りない求人や職種対策を補うほうが現実的です。
【体験談】大手総合型1社を使い倒して倍率100倍の内定を得た話

僕自身、2回目の転職活動では大手の転職エージェント1社に登録し、担当のキャリアアドバイザーと15回以上の面談を重ねて、倍率100倍ともいわれる企業から内定をいただきました。
最初の面談で完璧に方向性が決まっていたわけではありません。むしろ、最初は希望条件も職種の優先順位もかなり曖昧でした。そこから面談のたびに、職務経歴書の見せ方、志望動機、面接で話すエピソード、応募する求人の基準を細かく直していきました。
この経験から言えるのは、転職エージェントは登録数より「使い倒し方」で結果が変わるということです。担当者に任せきりにするのではなく、面談ごとに質問を持ち込み、求人ごとの違和感を言語化し、面接後に改善点を共有する。ここまでやると、1社でもかなり深く使えます。
あお僕が2回目の転職で大手総合型1社に絞ったのは、担当者に自己分析から求人選びまで深く見てもらうためでした。15回以上面談を重ねる中で、最初に希望していた条件より「自分が評価される職種」を優先できるようになり、結果的に倍率100倍ともいわれる企業から内定をもらえました。
詳しい転職体験は、20代で年収600万・フルリモート転職した体験談でもまとめています。この記事では、サービス選びに必要な部分だけを取り出して解説しています。
転職エージェントを使うときの注意点・コツ

第二新卒が転職エージェントを使うときは、登録して終わりではありません。面談前の準備、担当者への伝え方、求人の見極め方で結果が変わります。
① 転職理由をネガティブなまま出さない
第二新卒の転職では、短期離職や前職への不満をどう説明するかが重要です。事実として不満があっても、そのまま「合わなかった」「つらかった」だけで話すと、次の職場でも同じことが起きる印象になりやすいです。
面談では、前職で何が合わなかったのか、次はどんな環境なら力を出せるのか、何を改善したいのかまで整理して伝えましょう。
② 求人紹介の理由を必ず聞く
紹介された求人に対して、すぐ応募する必要はありません。なぜ自分に合うと判断したのか、どの経験が評価されそうなのか、懸念点はどこかを担当者に聞いてください。
ここを聞くと、求人紹介が「数合わせ」なのか「意図のある提案」なのかが見えやすくなります。違和感がある場合は、希望条件を修正するか、別のサービスも追加しましょう。
③ 同じ求人への重複応募を避ける
複数のエージェントを使う場合、同じ企業・同じ求人に別ルートで応募しないように注意してください。応募管理が雑になると、企業側にもエージェント側にも伝達ミスが起きやすくなります。
④ 合わない担当者は変更してよい
担当者と合わない場合、無理に我慢する必要はありません。連絡頻度が合わない、希望と違う求人ばかり紹介される、話を聞いてもらえないと感じるなら、担当変更や別サービスの利用を検討してください。
断り方や担当者への連絡で迷う人は、転職エージェントの断り方も確認しておくと、余計なストレスを減らせます。
あお人材会社で求人企業を担当していたとき、採用担当者からは「第二新卒は職歴の長さより、転職理由と入社後に伸びる方向性が見えるかを確認したい」と聞くことがありました。だから面談では、退職理由を隠すより、次にどう働きたいかまで言語化しておくほうが対策しやすいです。
エージェント以外の選択肢も併用する
第二新卒の転職は、エージェントだけで完結させる必要はありません。求人サイト、口コミサイト、自己応募、スカウトサービスも併用すると、エージェントの提案を冷静に比較できます。
求人サイトで相場感を掴む
リクナビNEXTのような求人サイトを使うと、自分でも求人を探しながら相場感を掴めます。エージェントから紹介された求人だけを見ていると、比較対象が少なくなりがちです。
既卒・フリーターなら入口を広げる
正社員経験がない、または職歴が短い人は、既卒・フリーター向けの転職ガイドも確認してください。第二新卒と既卒・フリーターでは、応募書類や面接で説明すべき内容が少し変わります。
エージェントは便利ですが、すべてを任せるものではありません。自分でも求人票を読み、口コミや企業サイトを確認し、面談で疑問をぶつける。その姿勢があるほど、紹介サービスの価値も引き出しやすくなります。
第二新卒の転職エージェントでよくある質問
第二新卒におすすめの転職エージェントはどれですか?
方向性が決まっていないなら大手総合型、職歴の浅さや未経験転職が不安なら第二新卒特化型、職種が決まっているなら職種特化型がおすすめです。まずは自分のタイプを決めてから選びましょう。
転職エージェントは1社だけでいいですか?
最初は1社を深く使い、必要に応じて追加するのがおすすめです。大手総合型1社で軸を作り、足りない求人や職種対策が見えたら特化型を足すと管理しやすいです。
第二新卒でも大手転職エージェントは使えますか?
使えます。ただし、職歴の浅さや未経験転職の不安が大きい場合は、第二新卒特化型も併用したほうが相談しやすいことがあります。
転職エージェントに登録すると必ず応募しないといけませんか?
必ず応募する必要はありません。求人紹介を受けても、条件や仕事内容が合わなければ断れます。断るときは理由を簡潔に伝えると、次の紹介精度が上がりやすいです。
20代で未経験職種に転職したい場合はどう選べばいいですか?
未経験職種に行きたい場合は、未経験支援に強い特化型や、職種別の支援があるサービスを優先しましょう。ITならIT系、事務なら事務職向け、営業なら営業特化型のように分けて考えると選びやすいです。
まとめ|第二新卒はランキングより「最初の1社の使い方」で差がつく
第二新卒の転職エージェント選びは、ランキング上位を順番に登録するより、自分の状況に合うタイプを選ぶことが大切です。方向性が曖昧なら大手総合型、未経験・職歴不安が強いなら第二新卒特化型、職種が決まっているなら職種特化型を使いましょう。
特に20代・第二新卒では、求人の多さだけでなく、転職理由・自己PR・面接対策をどこまで深く整えられるかが結果に直結します。僕自身も2回目の転職で大手総合型1社を使い倒し、15回以上の面談を通じて内定につなげました。
どのサービスが合うか分からない人は、まず診断でタイプを絞ってください。そのうえで、1社を深く使い、必要になったタイミングで特化型や求人サイトを足すと、迷いにくくなります。
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